はじめに
私がこの手袋シアターを作った理由は、実習に行った際、子供の意識をこちらに向ける時に手遊びをした時に、もっと子供に集中してもらいたいと思うことが何回かあった。手遊びは子供を集中する時にとても便利なものだが、ただ手を使って歌うだけじゃなく、手袋を使って行うと、子供が興味を示すと同時に、手遊び以上に楽しく活動出来ると考えた為、今回手袋シアターを作ることに決めた。

手袋シアターとは
 子供の近くで触れ合いながらできる手遊びは、昔から子供に大人気だ。手袋シアターは、手袋を使ってさらに手を小さな劇場へと大変身させる。色をたくさん使えば、見た目も派手になり、普段の生活だけではなく、お誕生日会などの出し物に使うことも出来る。また、今回私は歌に合わせて手袋シアターを利用するが、題材を昔話などのお話にすれば、劇をすることも出来る。その際は、手袋を別の手袋に変えれば場面の転換も簡単であり、便利である。アイデアによって様々なことに使えるのが、手袋シアターの長所だと考える。また、素材によって雰囲気が変わる点も手袋シアターならではだと考える。

材料・作り方
フェルト(赤、青、緑、黄色、ピンク、白)
糸(フェルトと同じ色)
綿
布用ボンド

クレヨンの作り方
土台となるフェルトを、クレヨンの形に切る。(5色×2枚)
2枚ずつ合わせ、綿を入れられるよう一辺だけ残して縫う。
顔を張るための白色のフェルトを切る。(5枚)
布用ボンドで土台のフェルトに白色のフェルトを貼り、顔のパーツを張り、乾くのを待つ。乾いたら綿を入れ、入れた部分を縫う。
後ろにマジックテープを張る。

クレヨンの箱の作り方
クレヨンの箱の蓋の部分を作る。白のフェルトで同じ大きさの長方形2枚を切る。その2枚を合わせて縫い、クレヨン同様、綿を入れるための一辺を残して縫う(※1)。※1より一回り小さい長方形をオレンジ色のフェルトで切り(※2)、※2より一回り小さい長方形を白いフェルトで切る(※3)。「ク」「レ」「ヨ」「ン」の文字を切り、※3に手芸用ボンドで貼る。※1の上に※2、※2の上に※3を貼り、乾くのを待つ。乾いたら綿を入れ、入れた部分を縫う。四隅に2センチほどの正方形に切ったマジックテープを張る。
クレヨンの箱の土台の部分は、白のフェルトで※1よりひとまわり大きい大きさの長方形に切り、蓋同様に四隅にマジックテープを貼る。クレヨンを張るためのマジックテープを中央に張る。

色に合った小物を作る。
赤→りんご
青→空
緑→葉
黄色→チーズ
ピンク→桃

まとめ
実際に実習に行った際に使えるように、と作ったが、想像より雑な作品になってしまった。縫い方や、縫い目などを気にせず縫ってしまったことが原因かと考えた。また、反省点として、クレヨンの箱の部分に白が多く、見た目がシンプルになってしまったこと、箱の「クレヨン」の文字が遠くから見ると見づらくなってしまったこと、大きさが子供を対象にするには小さかったこと、手芸用ボンドを使う箇所が多かったことなどがある。また、型紙などを使わず目分量で全て作ってしまった為、レポートを書く際に詳しく書けず反省した。実際に完成してみると、愛着が湧き、実習で使う時は子供に喜んでほしいと思う。また、課題Bではこれらの反省を生かし、自分の納得のいく作品を作ろうと思う。そのために、しっかりと授業時間と、授業外の時間の配分を考え、縫い目などひとつひとつ丁寧に作りたいと考えた。f:id:sweetymilkyjohnny:20161117001722j:imagef:id:sweetymilkyjohnny:20161117001925j:imagef:id:sweetymilkyjohnny:20161117001803j:imagef:id:sweetymilkyjohnny:20161117001816j:imagef:id:sweetymilkyjohnny:20161117001827j:imagef:id:sweetymilkyjohnny:20161117001908j:image